防災について

 3月11日の東日本大震災で被災された方々にお見舞い申し上げます。

 一日も早い、復興を願っております。

 私は、東京に住んでおりますので、

棚の上のものが落ちたくらいで、ほとんど被害は受けませんでした。

 しかし、今、ここで普通に暮らしていることは、

なんとラッキーなことだろうと思うようになりました。

 災害の多い日本列島に住んでいる以上、

いつ何時、被災者になるか、わかりません。

 

 世田谷区では、区立の小中学校を災害の際の避難所に指定していて、

年何回か避難所運営訓練を行っています。

 避難所は住民の自治が基本です。

 交通が遮断された場合、区の職員は、すぐには来ることが出来ません。

 あらかじめ、避難所運営の組織が決まっており、地元の町会・自治会やPTAが

運営を担っています。

 備蓄倉庫があり、非常食や水も蓄えてありますが、水は赤ちゃんのミルク用、

保存食も地区の住民すべてに行き渡るほど備蓄するのは不可能です。

 下町会でも、水と保存食の備蓄を少しずつ進めていますが、

予算や保管場所の制約もあり、全員に行き渡るほど蓄えるのは無理です。

 最低3日分の水と食料は各家庭で用意しておきましょう。

 3日目になれば、被災しなかった地域から、救援物資が届くはずです。

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